WILDSWANS(ワイルドスワンズ)の特徴とおすすめ財布

ワイルドスワンズ

本ページでは、日本が誇るレザーブランドであるワイルドスワンズの特徴とおすすめの財布をご紹介しています。

皮革に対する強いこだわりと細部まで徹底したワイルドスワンズの財布は男性から高い支持を集めています。「ウェーブ」や「グラウンダー」と言った財布のタイプにひとつひとつ固有の名前が付けられているワイルドスワンズの財布は完成されたデザインとなっており、常に持って歩きたくなるような愛着が湧く相棒となり得る財布なのです。

ワイルドスワンズとは?

ワイルドスワンズ

ワイルドスワンズは1998年にスタートしたレザーブランドです。創業者である鴻野兄弟の「鴻」という文字が英語で「ワイルドスワンズ」になることがブランド名の由来となっています。

ワイルドスワンズは財布を始めとして鞄やステーショナリー等の多くのレザーアイテムを各国の豊富な皮革を使用してラインナップしています。定番レザーから店舗限定やすぐに品切れになってしまうことも多くあります。

またブランドのコンセプトにあるように世代を越えても使えるような高い耐久性を誇っており、丁寧に作りが多くのファンを生んでいます。

ワイルドスワンズの財布の特徴

曲線を描いたフォルム

ワイルドスワンズのカーブ

一般的な財布は直線的な革財布が多いですが、ワイルドスワンズの財布は独特の丸みがある作りになっています。意外にもこのようなデザインは珍しくパッと見ただけでもワイルドスワンズだと判断できるほど定着しています。またワイルドスワンズには比較的少ない三つ折財布が多く、上記の画像でもわかるようにボタンで留める箇所が特徴的な曲線になっています。

10年使える耐久性

ワイルドスワンズの財布の最大の特徴は厚い革と美しいコバからなるその耐久性の高さです。

ワイルドスワンズの最もスタンダードな皮革の「サドルプルアップ」という皮革は大人の牛の肩(ショルダー)部分を使用しており、革は厚く繊維の密度が高いため、強度がありコシが強い特徴を持っています。また「サドル」の名前の由来は馬具に使用されていたためであり、耐久性に富んでいるということを意味しています。

また財布の弱点とも言える端の部分「コバ」では、ワイルドスワンズは一つ一つを磨き上げており、購入当初から美しい仕上がりになっています。時間のかかる作業を繰り返し行うことによって美しくも強度のあるコバが生まれています。更に、ワイルドスワンズの財布には「スリッカー」と呼ばれるコバのメンテナンス品が付けられており、カサつきや傷が付いてしまったときなどにちょっとした修復も持ち主ができるようになっています。

完成されたラインナップ

ワイルドスワンズの財布には、それぞれのタイプに「ウェイブ」や「グラウンダー」と言った名前が付けられおり、異なる皮革を使用していてもそれぞれの財布はラインナップされており、ワイルドスワンズの財布のデザインは既に完成しています。

人気が高いものには、長財布のウェイブやサーフス、二つ折り財布のグラウンダーやウィングス、三つ折り財布のバーン等が挙げられますが、その他にも魅力ある財布が多く展開されています。詳しくは後述のおすすめ財布を御覧ください。

おすすめの皮革シリーズ

新作のフルグレインブライドルレザー

ワイルドスワンズでは2016年4月に待望の新作が登場しました。その名も「フルグレインシリーズ」です。ブライドルレザーの聖地である英国にある老舗タンナー「ベイカー社」が作る皮革を採用しているシリーズです。ベイカー社の作るオークバーク(樫の木)のタンニンを使用して鞣された革は非常にユニークな皮革として知られ、2000年以上も続く伝統製法により、鞣すのに1年の歳月がかかる代物です。地元の樹木で長い時間をかけて鞣した皮革は高い耐久性と経年変化が強い特徴があります。

またグレインレザーとは銀付き革とも呼ばれ、その中でフルグレインレザーは牛革の最も上の部分を使用しているため傷や皺等の生きていた状態の質感を味わうことが出来ます。今回ワイルドスワンズではフルグレインブライドルレザーを使用した財布を5種用意しています。お馴染みの「PALM(パーム)」、「GROUNDER(グラウンダー)」、「BYRNE(バーン)」、「WAVE(ウェーブ)」が用意されています。カラーは各財布にダークステインとロンドンカラー、更に追加で下記で紹介しているブラックが用意されており、どれも経年変化が楽しめそうな色合いです。

フルグレイン ウェイブ BLACK

フルグレイン ウェイブ BLACK

価格75,000円
素材ブライドルレザー
ブランドワイルドスワンズ

フルグレイン グラウンダー BLACK

フルグレイン グラウンダー BLACK

価格50,760円
素材ブライドルレザー
ブランドワイルドスワンズ

準定番のシェルコードバン

シェルコードバン

公式オンラインストアでも「準定番」とされているの皮革がコードバンの中でも最高峰とされるホーウィン社の「シェルコードバン」シリーズです。シェルコードバンは重厚感ある表情が特徴的で、使用するにつれて独特な鈍い光沢が現れることで知られています。

このシリーズでは外装にシェルコードバン、内装に定番のサドルプルアップを使用しており、存在感のある上品なデザインとなっています。またカラーにはブラックとダークバーガンディが用意されていますが、人気が高いため品切れ状態が続いていることがほとんどです。

シカゴにあるホーウィン社の「シェルコードバン」について更に詳しく知りたい方は下記のページを合わせて参考にしてください。

ワイルドスワンズのおすすめ革財布

ワイルドスワンズの革財布シリーズにはそれぞれ名前が付いています。長財布から三つ折財布までそれぞれが非常に人気が高いシリーズとなっているのでここでおすすめのシリーズをおさらいしましょう。主にワイルドスワンズには長財布、二つ折り財布、三つ折り財布があります。丈夫さとワイルドスワンズ独特の丸みを帯びたフォルムはどれも一緒なのであなたの好きなタイプで選んでも大きな失敗はなさそうです。

WAVE(ウェイブ)
WAVE(ウェイブ)

WAVE(ウェイブ)

ブランドワイルドスワンズ
素材サドルプルアップ
価格50,000円

ワイルドスワンズのウェイブは長財布となっておりカードポケットが12個にジップ式の小銭入れがありワイルドスワンズの中で最も収納力の高い財布となっています。ダブルホックでワイルドスワンズの特徴の丸みを帯びたフラップはラウンドファスナー型と同様に勝手に財布が開いてしまうことを防ぎ、型崩れ防止の効果にも役立っています。

グラウンダー 二つ折り財布

グラウンダー 二つ折り財布

ワイルドスワンズで非常に人気が高いことで知られる二つ折り財布グラウンダー(grounder)は小銭入れ付のスタンダードな構造となっています。二つ折り財布なのでズボンの後ろポケットに入れて持ち運ぶことができ携帯性は抜群です。またワイルドスワンズはコバまでしっかりとした頑丈な作りとなっているので気兼ねなくポケットに収めることができるのもワイルドスワンズの強みです。カードポケットは3個と少なめですが、カードポケットの裏側にあおりポケットがあるためメモやレシートなどを挟んでおくのにもおすすめ。
価格33.480円
素材牛革
ブランドワイルドスワンズ

バーン 三つ折り財布
バーン 三つ折り財布
バーン 三つ折り財布

バーン 三つ折り財布

ワイルドスワンズの三つ折り財布であるバーン(byrne)は他のブランドでは見られない独特の造りとなっています。ウェーブと同様にダブルホックのフラップでしっかりと固定されています。二つ折り財布よりもカードポケット以外にフリーポケットがあるので収納力は高くカードも多く収納できます。二つ折りでも長財布でもない三つ折り財布特有の大きさに新鮮さを憶えるに違いありません。
価格42,660円
素材牛革
ブランドワイルドスワンズ

PALM(パーム)
PALM(パーム)

PALM(パーム)

ブランドワイルドスワンズ
素材サドルプルアップ
価格22,500円

ワイルドスワンズのパームは多機能コンパクト財布です。一見、単なるコインケースですが、小さいサイズながらも小銭、カード、紙幣を入れることのできる仕様になっています。主体となっている小銭入れ部分に財布背面のカードポケット、そして二つ折り財布のような1万円札がしっかりと収納できる札入れが機能しています。

持ち歩くものを最小限に抑えることのできるパームはキャッシュレス決済時代には重宝するアイテムです。耐久性に優れたワイルドスワンズの財布をポケットにひとついれて気軽に出かけてみるのもいいかもしれませんね。

TONGUE(タング)
TONGUE(タング)

TONGUE(タング)

ブランドワイルドスワンズ
素材サドルプルアップ
価格15,000円

パームよりも小型のタングは、パームから札入れ部分を除いたミニコインケースです。小銭入れと背面にはパーム同様にカードポケットが付いており、小銭入れ部分には、仕切りが付いているためそこにもカードや折りたたんだ紙幣を収納することができます。

また小銭を入れないでカードを数枚収納することもできるため、自分にあった使い方ができるミニ財布にすることもできます。フラップはワイルドスワンズ特有の丸みを帯びたデザインとなっており、サブ財布としても活用できるミニ財布です。