ラウンドファスナー長財布 革にこだわるメンズ財布10選!

ラウンドファスナー長財布


数ある財布の種類の中で安定した人気を誇るラウンドファスナー(ラウンドジップ)長財布。高い収納力と圧倒的な存在感から、女性を始めとして男性の所有率も高い財布です。一部では「女性が持つ」イメージが存在しており「男性が持つのは変」という風潮があるようですが、今では男性にも二つ折り財布に次いで高い所有率を誇っています。

また「お金持ちになれる財布」「芸能人の所有率が高い」というイメージも強くあり、ラウンドファスナー財布はビジネスマンにも人気が高くなっています。

ラウンドファスナー長財布を選ぶ際に見るべきポイントとして見ておくべきポイントとして以下の3つが挙げられます。

①ファスナー
②革・素材
③ロゴ・装飾・色

本ページでは、これらを注視してシーンに合った長期間に耐えうる高品質なラウンドファスナー長財布をご紹介いたします。ラウンドファスナー長財布のご購入を検討中の方には財布選びの一助になれば幸いです。

ラウンドファスナー財布の選び方

日本・海外には数多くのブランドが存在するため、自分がほしいラウンドファスナー財布を見つけることは簡単なことではありません。直感で選んでしまうのもいいですが、順序を追って自分がほしいラウンドファスナー財布、自分に必要なラウンドファスナー財布は何なのかを考えてみてはいかがでしょうか。

ラウンドファスナー財布の選び方として下記の3つの要素が挙げられます。

  • 素材で選ぶ
  • ブランド、デザインで選ぶ
  • シーン、用途で選ぶ

素材にこだわるのであれば厳選された皮革を使用しているレザーブランド、ブランド・デザインにこだわるのであればファッション性に富んだファッションブランド、使うシーンが想定しているのであればそれに適したラウンドファスナー財布が必要になるはずです。

それでは、それぞれに適したラウンドファスナー財布を取り扱うブランド及びラウンドファスナー財布を見てきましょう。

レザーブランドのラウンドファスナー財布

各国の素材にこだわったメンズ向けラウンドファスナー財布とそのブランドのご紹介です。革の質感や艶、エイジングなどにこだわりを持ちたい方におすすめのブランドです。

COCOMEISTER(ココマイスター)

日本のレザーブランドであるココマイスターは、いま最も日本の財布業界で急成長中の新鋭ブランドです。安定した品質と多様な皮革を使用した豊富なシリーズで、わたしたちの心をぐっと掴んでくるココマイスターには、コードバン、クロコダイル、ブライドルレザー等の有名な皮革を始め多くのシリーズ中にラウンドファスナー財布がラインナップされています。

10万円を超えるものから3万円程度で手に入る本革のラウンドファスナーもあるため幅広いニーズに答えられるブランドとも言えるでしょう。

クリスペルカーフ カシウスウォレット
クリスペルカーフ カシウスウォレット
クリスペルカーフ カシウスウォレット

クリスペルカーフ カシウスウォレット

ドイツの名門タンナーであるペリンガー社が作る最高級皮革と名高い「クリスペルカーフ」を使用したラウンドファスナー長財布。革の表面には繊細かつ洗練された水シボと呼ばれる凹凸があるのが特徴で、潤いあるようなその革は黒色との相性は群を抜いています。
価格63,000円
素材ボックスカーフ
ブランドココマイスター

GANZO(ガンゾ)

日本の高級レザーブランドとして確立したポジションにいるガンゾは、高い品質と厳選した素材を使用し、上質な財布を提供し続けているブランドです。皮革の種類はココマイスターと比較すると少なく感じられますが、定番のコードバンやブライドルレザーのシリーズでは大容量のラウンドファスナー財布をラインナップしています。

特にガンゾは財布内部に大きなロゴを刻印しており、内装には明るめのヌメ革を使用したシリーズが多くある印象です。

CORDOVAN(コードバン)ラウンドファスナー長財布
CORDOVAN(コードバン)ラウンドファスナー長財布

CORDOVAN(コードバン)ラウンドファスナー長財布

ブランドガンゾ
素材コードバン、牛革
価格63,800円

ガンゾのコードバンシリーズのラウンドファスナー財布。外装には国産コードバン、内装にはヌメ革を使用しており、外装・内装のコントラストが楽しめる大容量の財布。使用している水染めコードバンは時間をかけてしっかりと染め上げられており、透明感のある色艶が特徴の皮革です。

土屋鞄製造所

1965年にランドセル制作からスタートした日本の老舗ブランドとして知られる土屋鞄製造所。ランドセルや鞄以外にも上質な革小物が豊富に販売されています。細部まで徹底して作り上げられる高い品質のラウンドファスナー財布は、フォーマルな印象でシンプルなデザインを徹底しており、革や革の色を楽しむといったコンセプトも持ち合わせています。

ブライドル ファスナーロングパース
ブライドル ファスナーロングパース

ブライドル ファスナーロングパース

ブランド土屋鞄製造所
素材ブライドルレザー
価格40,700円

土屋鞄製造所の定番ラウンドファスナー財布。外装には英国の「J&E セジュウィック社」のブライドルレザーを使用しており、革表面にはブルームと呼ばれるロウが特徴として出ています。堅牢で耐久性に富んでおり、重厚感のあるブライドルレザーと土屋鞄製造所のフォーマルな財布のデザインがマッチしたラウンドファスナー財布となっています。

CYPRIS(キプリス)

日本製のレザーブランドとして知名度の高いキプリスは、豊富かつユニークな皮革を使用したラウンドファスナー財布がラインナップされています。使用している皮革には「シラサギレザー」を始め、「URUSHI -漆-」や「カシューナッツレザー」、「黒桟革」等のキプリスが自社開発しているオリジナルレザーから世界に轟く日本の皮革まで幅広い素材を用いています。

またキプリスの財布は高級財布では10万円近くのものからリーズナブルなものでは2万円台のラウンドファスナーまであるためコストパフォーマンスに優れているブランドとも言えます。初めての革財布やプレゼントにも最適なブランドがキプリスです。

長財布 URUCHI -漆-
長財布 URUCHI -漆-

長財布 URUCHI -漆-

ブランドキプリス
素材牛革
価格72,600円

キプリスの人気シリーズである「URUSHI -漆-」シリーズのラウンドファスナー財布。名前の通りヌメ革をベースに日本の伝統技術である漆塗を応用し加工した財布。革表面は深海のような綺麗なグラデーションになっているのが特徴で、使用していくにつれて革の経年変化と漆の経年変化を楽しめる非常にユニークに富んだラウンドファスナー財布となっています。

IL BISONTE(イルビゾンテ)

革の本場であるイタリアにあるイルビゾンテは日本製の財布とは全く異なるベクトルを進むレザーブランドです。ナチュラルデザインのイルビゾンテの財布は切りっぱなしのコバや革の床面をそのまま使用すると言った日本のレザーブランドとはあまり見られない作りとなっています。それこそが「イルビゾンテらしさ」であり、革を楽しむというブランドコンセプトとなっています。

日本国内でも非常に人気の高いイルビゾンテの財布は特徴的な水牛のロゴや豊富なカラーバリエーションが特徴的で、特にナチュラルカラーの「ヌメ」はそのまま使用したり最初に日焼けをさせたりと、いろいろな使い方を試している方が多く見られます。

ロングウォレット
ロングウォレット

ロングウォレット

ブランドイルビゾンテ
素材牛革
価格58,300円

イルビゾンテのオリジナルレザーを使用した「ヌメ」のラウンドファスナー財布。革の質感や風合いをダイレクトに楽しめる財布となっており、ヌメ以外にも10を超えるカラーバリエーションが用意されています。それぞれのエイジングを楽しめるイルビゾンテの財布は、財布正面のロゴも特徴的で、ひと目見ただけでイルビゾンテの財布とわかってしまうカジュアルなラウンドファスナー財布です。

ビジネスマンにおすすめな高貴な黒色

スーツを着る機会の多いビジネスマンには高級感あふれる黒色がおすすめです。スーツやコートにマッチすることは前提条件として、シンプルなデザインながら皮革にこだわった財布は圧倒的な存在感と高級感を演出してくれます。

スーツに合わせる革製品として靴と鞄と同様に非常に注目される「財布」ですので、少し背伸びをしたくらいの財布を選ぶことをおすすめいたします。


ジョージブライドル・ロイヤルウォレット

ジョージブライドル・ロイヤルウォレット

国産ブランドとして名高いココマイスターの「ジョージブライドル」シリーズは、英国産ブライドルレザーを内外の両面に使用した無双タイプです。堅牢かつ経年変化の楽しめるブライドルレザーの表面には白い粉(ロウ)が浮き出ており、使用していく過程で革に馴染み艶のある黒色が生まれてきます。
価格50,000円
素材ブライドルレザー
ブランドココマイスター

長財布 オイルシェルコードバン ~アンフィニ~
長財布 オイルシェルコードバン ~アンフィニ~
長財布 オイルシェルコードバン ~アンフィニ~

長財布 オイルシェルコードバン ~アンフィニ~

高い縫製技術を持つブランドのキプリスの人気シリーズ。「アンフィニシリーズ」ではオイルシェルコードバンを表裏に使用している贅沢な財布です。コードバン特有の重厚感のある艶と存在感はラウンドファスナー長財布と相性がバッチリです。価格はオイルシェルコードバンを使用しているため高めに設定されていますが、予算の範囲内であれば検討してみることをおすすめします。
価格86,400円
素材コードバン
ブランドキプリス

エイジングを楽しむ長財布

革財布を持つことの醍醐味であるエイジング(経年変化)をより楽しみたい人向けにおすすめの財布を挙げさせていただきます。上記のビジネスマン向けの財布とは反してカジュアルよりな財布を多く、使用していくに連れて革の色・艶が変わっていく様をお楽しみいただけます。

またイタリアを始めとして「本革」の一言では括りきれない様々な皮革があり、見た目や手触りはまったく異なる革の中から自分だけの財布を見つけていただければと思います。

ロングウォレット

ロングウォレット

イタリアの人気ブランドであるイルビゾンテのラウンドファスナー長財布。エイジングを語るには忘れてはならないブランドのひとつです。様々なタイプ、カラーが豊富に用意されていますが、中でもイルビゾンテを代表する「ヌメ」は、革本来の良さをダイレクトに楽しむことのできる財布です。
価格54,000円
素材牛革

ナポレオンカーフ ヘラクレスウォレット

ナポレオンカーフ ヘラクレスウォレット

ココマイスターのナポレオンカーフシリーズのラウンドファスナー長財布。ナポレオンカーフシリーズではイタリア産のオイルドヌバックを使用しているため、一般的な革のツルツルの表面とは異なり、使い始めはしっとりとした起毛革特有の触り心地が特徴的です。色選びは経年変化を存分に楽しみたい場合はアンティーク調のブランデーがおすすめですが、ビジネス向けにマットブラックもおすすめしです。
価格33,400円
素材ナポレオンカーフ(オイルドヌバック)
ブランドココマイスター

プエブロ ラウンドジップ長財布

プエブロ ラウンドジップ長財布

フラソリティというブランドのラウンドファスナー長財布。バダラッシカルロ社のプエブロレザーを使用しておりザラザラとしたまるで和紙のような質感は他の皮革では味わえない特徴的な起毛革。エイジングとともに色は濃く、艶が強くなりザラザラとした質感もどんどんと変わっていく様子は素晴らしいの一言です。
価格29,160円
素材プエブロ

網目模様・イントレチャート

ボッテガヴェネタを始めとして最近では多くのブランドで財布表面の革を網目状に編み込んだ「イントレチャート」の財布を見ることが多くなりました。財布以外にも鞄や革小物全般に使われるイントレチャートは、イタリア語で「intrecciare(編む)」という言葉から来ているように、比較的柔らかい革を網目状に編み込んだイタリアで生まれた伝統技術の一つで、ふっくらと柔らかい表情を見せてくれるのが非常におしゃれな財布です。

イントレチャートは、二つ折り財布やかぶせ蓋財布にも使用されていますが、やはりイントレチャートと相性が良いのはラウンドファスナー長財布です。奇抜すぎずに少しだけ他の人と差をつけたいようなおしゃれな方におすすめできる財布です。

長財布 ラウンドファスナー イントレチャート

長財布 ラウンドファスナー イントレチャート

最高級財布と名高いボッテガヴェネタのラウンドファスナー長財布。イントレチャートといえば欠かせないブランドのボッテガヴェネタの財布は、革の本場の熟練された職人たちが手作業で編み込んだ洗練された作品です。他ブランドでもイントレチャートが増えている中、クロム鞣しされた皮革は軽く丈夫で他ブランドとは一線を画する美しさがあります。
価格71,357円
素材牛革
マットーネ オーバー ザ ウォレット
マットーネ オーバー ザ ウォレット
マットーネ オーバー ザ ウォレット
マットーネ オーバー ザ ウォレット

マットーネ オーバー ザ ウォレット

ココマイスターのイントレチャートのラウンドファスナー長財布。皮革にはイタリアのバケッタレザーと呼ばれる1000年続く伝統製法で作られたマットーネが使用されており、経年変化が楽しめる財布です。ココマイスターの中でもロングセラーの一つで期待を裏切らないアイテムとなっています。
価格40,000円
素材マットーネ
ブランドココマイスター

3万円以下のラウンドファスナー

革の面積が多く、ファスナーの取り付けやカードポケットの数から必然的に財布の種類の中では最も価格が高くなるラウンドファスナー長財布ですが、ここでは3万円以下(程度)のものに絞りご紹介いたします。予算が限られている場合、主に有名ブランドや革の本場であるヨーロッパ方面のブランドは価格が高めに設定されているため、強いこだわりがない限りはメイドインジャパンブランドをおすすめいたします。もちろん、日本で作られている製品は丁寧な縫製のものも多く、必ずしも価格が安いからと言って劣っているわけではありません。

価格が設定されるためには、使用している皮革や内側の素材等も大きく関係していますが、主に価格は「ブランドによるもの」です。安直に「誰もが使っている○○ブランドだから」と財布を決めてしまうのはおすすめできません。

ブライドル グランドウォレット

ブライドル グランドウォレット

ココマイスターのオーソドックスな作りのラウンドファスナー長財布。外側にはブライドルレザー、内側にはヌメ革が使用されています。場面を選ばず使用できるため、プレゼントにも最適で同ブランド内でも非常に人気の高いアイテム。外内のコントラストが非常に綺麗で、ふたつの経年変化を楽しむことができます。最近になり価格改定されたため3万円以下ではありませんが、ラウンドファスナー長財布の中では比較的リーズナブルな財布ですので、ご紹介させていただきます。
価格32,800円
素材ブライドルレザー
ブランドココマイスター
マットーネ ラージウォレット

マットーネ ラージウォレット

イタリアの老舗タンナーであるバダラッシカルロ社が伝統製法を用いて作る皮革を使用したラウンドファスナー長財布。経年変化を楽しめることができるこの皮革は世界的にも人気が高く、ふっくらと温かみのある表情を見せてくれる革です。堅牢な革ではありませんが、3年、4年はあたりまえのように使用していただける財布です。
価格29,500円
素材マットーネ
ブランドココマイスター

ラウンドファスナー長財布のメリット・デメリット

ラウンドファスナー長財布


本ページをご覧の方は既にラウンドファスナー長財布ユーザーの方が多いと思いますが、今一度「ラウンドファスナー長財布ってどうなの?」と疑問に思っている方向けにラウンドファスナータイプを持つことによって得られるメリット・デメリットをおさらいしてみましょう。

メリット・利点

メリットと言っても言われてみれば当然という事ばかりなのですが、実際に生活の中で使用すると思わぬところで不便に感じることがあります。ラウンドファスナー長財布を持つことによって得られるメリットは大きく以下の3つです。

  • 大容量
  • 安全性
  • デザイン性

大容量

まず容量・収納力についてですが、これは一目瞭然かと思います。財布自体の大きさが二つ折り財布のおよそ2倍あるため、お札入れには紙幣以外にもレシートやメモ帳、中にはパスポートまで収納できるラウンドファスナー長財布があるほどです。

また、ラウンドファスナー長財布は単に縦横の面積が大きいわけではなく、財布の厚み部分に相当する「マチ」があるため、財布を大きく開閉することに適した作りとなっています。

「レシートを溜め込んじゃう」「カード類が多い」「小銭入れ大きめ」などの考えをもっている方はラウンドファスナー長財布が適していると言えます。収納部分も複数箇所あるため、整理整頓しやすくポーチ代わりにする使い方もあります。

安全性

次に安全性についてです。これは盗難の安全性ではなく、落下の危険性がないという安全性です。
ラウンドファスナーという言葉通り財布の周りをファスナーが一周が付いているので、カードポケットが緩くなってしまっても、小銭入れのファスナーを閉め忘れてもこぼれ落ちることはありません。

またカバンの中に収納することが多いラウンドファスナー長財布ですが、知らず知らずの内に財布が開いてカバンの中にぶちまけているという心配もありません。

デザイン性

最後はデザイン性についてです。デザイン性については、ラウンドファスナーに限らず長財布全般に言えることであり、好みの問題というものもあるので、一概には言えないことですが、二つ折り財布と長財布では外観に関することでは長財布に軍配があがると著者は感じています。

単純に表面積が広いため柄物は柄が映えますし、革の経年変化に関しても面積が大きい分、大いに楽しむことが出来ます。また「高級財布」という言葉で多くの人が二つ折り財布よりも長財布を連想するように(現に高いのですが)、長財布は余裕のある大人の男性を演出する一つのアイテムなのかもしれません。

デメリット・欠点

「一長一短」とはよく言ったもので必ずしも万能というものはありません。高い安全性に抜群の収納力のラウンドファスナータイプにも妥協しなければいけないところがあります。購入後に落胆しないために事前に考慮しておけなければいけないことを知っておくのが良策です。

小銭の取り出し

ラウンドファスナーは名前の通り財布の大半をファスナーで囲まれています。小銭を出す際には更にもう一度小銭入れのファスナーを開けなければならないので、二重ファスナーとなってしまいます。ラウンドファスナー長財布と二つ折り財布の小銭を取り出す際のアクションを比較して見てみると…

ラウンドファスナー長財布の場合…
鞄から財布を取り出す→財布を開ける→小銭入れを入れる

二つ折り財布の場合…
ポケットから財布を取り出す→小銭入れを開ける

アクションが一つ減り、小銭の取り出しやすさ、お手軽さは二つ折り財布に軍配があがります。
普段の買い物の際には気にならないかもしれませんが、パーキングの料金所や自動販売機、券売機等で小銭だけを取り出す際には少し手間取ってしまうかもしれません。

高価

次に言えることが、ラウンドファスナー長財布は財布の中で最も革を使用し、手間がかかるため財布の種類の中では最も価格が高いという特徴があります。
同じ素材を使用した財布では二つ折り財布の1.5倍~2倍まである価格設定のブランドも珍しくありません。

携帯性

最後に、著者が最もデメリットと感じることが携帯性についてです。
スーツやコート等の上着の内ポケットに入れる手もありますが、普段使いの際にはできませんし、最近主流のシルエットが綺麗なピッタリしたスーツではあまり分厚いラウンドファスナー長財布は膨らんで見えてしまいます。

ほとんどの場合はカバンに入れて持ち歩くか、手で持つことになり、携帯性にいささか不便さを感じることかと思います。長財布の半分程見える状態でケツポケットしている人をたまに見かけますが、あまりお洒落には見えませんし、安全性に欠けているのでやめておきましょう。

最後に

さて、いかがだったでしょうか。シーンに合わせて10のラウンドファスナー長財布をご紹介させていただきましたが、気になるブランド、財布はありましたか?

どのブランドでも必ず販売しているラウンドファスナー長財布ですが、デザイン性・予算・耐久性等を考慮して自分にあった財布を見つけることはとても大変です。少しでも財布選びの参考にしていただければ幸いです。

また、視点を変えてかぶせ蓋タイプの長財布や二つ折り財布、三つ折り財布にも目も向けてみてはいかがでしょうか。