本ページでは、1万円程度で購入できるおすすめのメンズ財布とブランドをご紹介しています。
レザーブランドの財布では、3~5万円以上する財布が多い中、本革を使用した上で、コストを抑えたおすすめの財布ブランドをピックアップしました。また低価格でもよりよい財布を選ぶ際のポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
中高生や大学生、またあまり財布にお金をかけたくない方には、コストパフォーマンスに優れた財布を持つことを強くおすすめします。
1万円財布のクオリティは?
1万円程度で購入できる財布の品質には限界があります。そのことを考慮して上手な財布選びをすることが大切です。
革以外の素材の使用
1万円で購入できる財布には「総革仕上げ」と呼ばれる、すべてのパーツを革で作る財布は多くありません。お札入れ部分の裏地や小銭入れ部分の裏地に布地を使用したり、財布本体のパーツに「裏張り」せず、「床面」と呼ばれる革の裏部分を使用している財布も多く見られます。
やはり革の裏面「床面」を見せない財布の方が完成度は高いように感じますが、イタリアの人気ブランドのイルビゾンテのようにあえて床面を使用したデザインもあるため、一概に良し悪しをつけることはできません。
革の品質
日本のレザーブランドでは欧州・国産の非常に優れた皮革を使用しています。優れたコストの高い皮革は、顔料や薬品を使用せず革本来の風合いを残したものですので、原皮に傷や汚れが少ないものを選ぶため、希少価値が高くなっています。
コストを抑えた皮革は、傷や汚れを目立たないようにするため顔料などを使用して工夫を行っています。そのため、革を触った際に「のっぺりしてる?」というような風合いの違いを感じることがあるかもしれません。
高校生・大学生しか使用してはいけない?
「安い財布」という言葉から1万円程度の財布は高校生や大学生向けの財布かと思ってしまう方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
確かに自分で働いていない高校生や大学生等の学生はそれほど財布に大きな予算は取れないため、1万円以下または1万円程度の財布をおすすめしており、社会人になり数年経ち、3万円や5万円程度の財布を購入することを推奨します。
しかし、本ページでピックアップしているブランドでは、財布にこだわりがなくても耐久性や使い勝手から30代、40代でも購入する方も多いブランドです。
1万円以内の革財布とおすすめブランド
それでは、1万円程度で購入できるおすすめ革財布とそのブランドをご紹介していきます。
Orice(オリーチェ)
オリーチェはレザーの本場であるイタリアのトスカーナ地方にあるタンナー。オリーチェ社の革はベジタブルタンニンと呼ばれる植物性のタンニンで鞣されており独特の艶と透明感を持っています。その中でもバケッタレザーと呼ばれるものは10世紀と長い歴史を持つ技法によって時間を掛けてオイルが染み込んだ逸品です。
オリーチェバケッタレザー三つ折り財布
価格 | 9,180円 |
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オリーチェバケッタレザー二つ折り財布
価格 | 11,880円 |
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Raffaello(ラファエロ)
ラファエロはamazonの財布ランキングにおいて度々1位に輝いているレザーブランド。1万円を切る安価な価格設定とは逆にユーザーには高い評価をされています。ラファエロの財布にはスフマートシリーズやブライドルレザーシリーズ等が用意されており、どの製品も「頑丈な作り」「厚みのある革」という高い評価を受けています。なによりラファエロの財布は他ブランドの財布と比べてカードポケットの多さが特徴のひとつとなっています。
革質や縫製等の細かなところを見ると3万円程度の財布には劣りますが、1万円以下ということを考えると非常に満足できる品質となっています。
ラファエロ ブライドルレザー 二つ折り長財布
価格 | 9,600円(2017年3月現在) |
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ラファエロ ロイヤルオイルドレザー 二つ折り長財布
価格 | 9,800円(2017年3月現在) |
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BUSINESS LEATHER FACTORY(ビジネスレザーファクトリー)
リーズナブルな価格でありながらイタリアンレザーを使用したレザーアイテムを豊富なラインナップしている「ビジネスレザーファクトリー」。同ブランドの創業者ファルクホセインは、東京の老舗レザーブランドで修行を行い、日本の革技術をバングラデッシュへ持ち込み起業し、革職人500人を超える大企業へと成長させました。
デザインは日本のチームが行い、徹底的に日本のビジネスマンが使いやすい設計をし、バングラデッシュで製造を行うため、安価な価格で非常に優れたアイテムが多く並んでいます。
長財布(ラウンドファスナー)
ブランド | ビジネスレザーファクトリー |
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価格 | 9,999円 |
ビジネスレザーファクトリーのラウンドファスナー長財布です。外装・内装にはオリジナルのイタリアンレザーを用いており、シンプルながら高級感のある佇まいです。また、機能面でも優れており、財布の口を大きく開くことのできる仕様のため視認性が高く、取り出しやすいのが特徴。
カラーバリエーションもバリエーション豊富となっており、定番のブラック、キャメルブラウンからパープルやブラックグリーン等のお洒落な普段使いのカラーまで13種類が用意されています。
そして、特筆すべき点は1万円をきる価格です。公式オンラインストアではレビューも多く記載されていますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
Dakota(ダコタ)
レディースとしての印象が強いダコタですが、「ブラックレーベル」と言われるメンズラインもある他、男性が使用できる財布を多くラインナップしています。柔らかい皮革と温かみのある色のアイテムが多いのが特徴で、型にとらわれない多様な財布が展開されています。
価格面も二つ折りやミニ財布であれば1万円をきり、長財布では1万5千円程度の価格帯が多いため、本革であることを考えても非常にコストパフォーマンスに優れたブランドだと言えます。
ダコタのメンズラインである「ダコタブラックレーベル」のレチェンテシリーズのL字ファスナー長財布です。手触りの良いシュリンクレザーを外装に使用し、内装にもしっかりと裏地を施したスリムながら丁寧に作られたアイテムです。
容量はラウンドファスナーに劣りますが、内ポケット等に入れていてもシルエットを崩す心配がないコンパクトでスマートな仕様です。
同様にダコタブラックレーベルの「バルバロ」シリーズのラウンドファスナー長財布です。ダコタの中でも人気の高いアイテムのひとつで、外装にはシワ感のある革使用されており、正面から背面にかけてジップポケットがアクセントとして付けられています。
カラーも定番のブラック、キャメルの他に水色に近いネイビーもプライベートシーンにはおすすめできます。
中古財布という選択肢
上記では4点の財布を挙げましたが、やはり予算1万円以内で自分が自信を持っておすすめできる財布となると限定されてしまいます。
そこでどうしても少ない予算で長持ちする財布、気合の入った本革財布をご希望の方におすすめしたいのが、中古財布という選択肢です。
現在では、多くのフリマアプリ・サイト、オークションサイトが存在しており、「インターネットで購入したけど、自分には合わないな…」と思った方が定価よりも安価な値段で出品しています。
中古財布という選択肢を取り入れることで、より多くのブランド、より多くのアイテムを候補にすることができます。
中古財布の注意点
注意しなければいけないことは「偽物」と「粗悪品」です。
フリマアプリやオークションサイトの出品者の多くは個人です。公式オンラインストアやブランド店舗で購入するよりも必然的に信用度は下がります。
人気ブランドの財布が不自然に安い場合や大量出品しており誰も入札していない出品者には注意が必要です。
可能な限り箱付きや保証書付きと言った信頼できる財布を落札しましょう。