都市はもちろん、地方の百貨店にも多く販売しており、非常に見かけることの多いブランドのひとつ「Dakota(ダコタ)」。
ダコタは、遡ると1969年からスタートした歴史があり、いくつもの変遷を経て現在のユニセックスのレザーブランドとなりました。
百貨店において様々なスタイルの財布やバッグ、小物が置いてあるため非常に知名度が高く、多くの方が一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
その知名度に反して、レディースの製品が多いためメンズ財布ブランドとしてはマイナーなイメージがあり、大人の男性の中では敬遠している方もいるようです。
しかし、そんなダコタにもメンズが使用できる素朴で味わい深い財布が多くあり、ユニークなフォルムに革の質感を楽しませてくれる財布をご紹介させていただきます。
目次
ダコタとは?ブランドの特徴と選ばれる理由
よく見かけるブランドとして知名度は高いブランドのダコタですが、レディース向けの財布が多いため食わず嫌いのように敬遠している方も多いはずです。
しかし、蓋を開けてみると革の本場であるイタリアの皮革を使用した経年変化を楽しめる財布が多く、ユニークなフォルムで魅力ある財布が多くあります。個人的にはイタリアの「イルビゾンテ」や日本の「コルボ」「ヘルツ」といったブランドと似ているデザイン性・雰囲気が感じられます。
では、「Dakota(ダコタ)」とはどのようなぶらんどなのかを今一度おさらいしてみましょう。大きな特徴としてダコタには以下のような特徴が挙げられます。
・リーズナブルな財布が多い
・「ダコタ ブラックレーベル」というメンズ向け財布を展開している
・多様でユニークなデザイン性
・多くの財布はイタリアンレザー
リーズナブルな財布が多い
ダコタの最大の特徴かつ魅力として、他レザーブランドと比較して非常にリーズナブルな価格設定という点が挙げられます。
多くのレザーブランドでは二つ折り財布で3万円程度、長財布になると5万円以上は珍しくなく、年々価格が上昇傾向にあることも皆さんは身をもって感じているはずです。
しかし、ダコタでは二つ折り財布は1万円以内のものが多く長財布は1万5千程度の価格帯が多く販売しています。なぜこのようにダコタは価格を抑えられるのでしょうか。
まず有名な日本のレザーブランドの多くは銘革を使用しています。革の本場である欧州の「○○というタンナーの△△という革」というようにレザーブランドがブランド力のあるタンナーの皮革を使用しているため、材料費として価格は上昇します。顕著に見られる革の王様とも呼ばれる「コードバン」は、コードバンというだけで価格が高いこともありますが、アメリカのホーウィン社というタンナーのコードバンは通常のコードバンの2倍以上の価格になってもおかしくないほど価格は上昇します。
次に価格が高いブランドの特徴として、普段目に見えないような裏地にも皮革を使用していることが多いです。小銭入れ内部やカードポケットの裏地など総革仕立てというように耐久性は増す一方で、価格も上昇することを覚えておかなくてはいけません。
対して、ダコタの財布の小銭入れ部分や裏地には布地が使用されていることが価格を抑えられる一因と考えられます。
「ブラックレーベル」
ダコタブラックレーベルでは、その名の通り黒色・ブラウンといった財布が多くあり、デザイン性はシンプルかつ大人の男性よりとなっています。また、革もイタリアンレザーにこだわり素材の良さを生かした財布が特徴づけられています。
しかし、男性だからといって必ずダコタブラックレーベルの中から選ぶ必要はありません。著者としては、ブラックレーベルよりも通常のダコタの財布の中でユニセックスなデザインの財布のほうが「ダコタらしい」デザインが多く、魅力的に感じる財布が多くあります。
シンプルなデザインの財布は革本来の味を生かせるため魅力ある反面、デザイン性が乏しくユニーク性が欠ける面もあります。
また、シンプルな財布は皮革の良し悪しが非常に大事な要素となるため、ビジネスの場で使うとする黒色シンプルな財布をお探しの場合は、ダコタよりも素材にこだわった耐久性・堅牢性の高いブランドがまだ他にもあるため、使うシーンを想定して財布選び・ブランド選びをすることを強くおすすめいたします。
おすすめの年齢層は?
ダコタのブランドとしての特徴は、前述しましたが遊び心を含ませたユニークなデザインとリーズナブルな価格設定です。
著者がダコタをおすすめできる男性の年齢層は高校生である16歳~30歳くらいです。
非常にカジュアルなデザインが多いダコタですので、学生の方には強くおすすめしたいブランドです。また価格設定もアルバイトやお小遣いなどでも無理せず購入でき、イタリアンレザーを使用しているため革部分のみの耐久性は保証されています。
また種類も豊富なため他の男性と被る心配もないというメリットもあります。
反対に、社会人として働く男性の方にはあまりおすすめできないラフさというのもダコタにはあります。また、嫌な話にはなりますが、ダコタというブランドは非常に知名度が高いため、全面に露出したロゴブランドを見た瞬間に「この人はダコタを使っているんだ…。財布にはあまりお金をかけないのかな?」という考えで見られることもあるかもしれません。
そのため、特に数年以上社会人として働いている男性の方へのプレゼントとしてはあまりおすすめできません。
メンズも使用できる人気財布4選
ダコタの財布の多くはイタリアンレザーを使用しており、柔らかく温かみのある表情のデザインが特徴的です。カジュアルよりのため普段遣いやプライベートでの活躍が期待できる財布が多く、スタンダードなシンプルな財布からユニークに富んだ面白可愛い財布まで取り揃えてありますので、見ているだけで飽きない話題作りにもピッタリ。
モデルノ 長財布
価格 | 12,960円 |
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ブランド | ダコタ |
素材 | ゴート |
マーリア ラウンドファスナー長財布
価格 | 17,280円 |
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ブランド | ダコタ |
素材 | イタリアンレザー |
ヴィスコンティ 長財布
価格 | 14,040円 |
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ブランド | ダコタ |
素材 | イタリアンレザー |
タイニー 長財布
価格 | 14,040円 |
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ブランド | ダコタ |
素材 | イタリアンレザー |
いかがでしょうか。ダコタの財布は数多くのシリーズ物に分かれており、本ページでは紹介しきれないほどの財布が用意されています。
中にはレディース向けの財布が多くありますが、ユニセックスやメンズタイプのものもありますので、ぜひチェックしてみることをおすすめいたします。
ブラックレーベルの人気メンズ財布4選
レディース向けアイテムが多いダコタですが、男性をターゲットとした「ダコタブラックレーベル」というラインを展開しています。
ダコタブラックレーベルでは、その名の通り黒色・ブラウンと言った財布が多くあり、デザイン性は通常のダコタよりもシンプルで大人の男性寄りとなっているため、素材の味を楽しめるアイテムが多く取り揃えてあります。その中でも、特に人気の高くおすすめできる財布を6つ紹介させていただきます。
ブラックレーベル バルバロ 長財布
価格 | 12,960円 |
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ブランド | ダコタ |
素材 | 牛革 |
ブラックレーベル リバーⅡ 長財布
ブランド | ダコタ |
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素材 | 牛革 |
ブラックレーベル ベルク ラウンドファスナー長財布
価格 | 15,120円 |
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ブランド | ダコタ |
素材 | 牛革 |
ブラックレーベル ステファノ 長財布
価格 | 16,200円 |
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ブランド | ダコタ |
素材 | 牛革 |
財布を購入するにはどこで買う?
ダコタの財布を購入しようとした場合は、どこで購入するのがいいでしょうか。
ダコタの実店舗
ダコタは非常に店舗数が多いブランドのため、オンラインストアで購入する前に実物を見に行ってみることをおすすめします。レザーアイテムはスマホやパソコンの画面上では伝わらない質感や色合いが感じられますので、ぜひ自分の手や目でダコタの財布を確かめてみましょう。
こちらからダコタの公式ホームページにてショップリストが掲載されています。自分のお住まいの地域にもダコタの店舗があるかチェックしてみましょう。
公式オンラインストア
もちろん、お住いの地域にダコタの店舗がなくても公式オンラインストアがございますので、いつでもどこでもダコタの財布を購入することができます。
梱包やアイテムの品質の良さを確実なものにしたい場合は公式オンラインストアが最もおすすめな購入先となります。もちろん、財布以外のアイテムも数多くラインナップされています。
amazonや楽天にも数多く出品
ダコタはリーズナブルな価格と知名度の高さから非常に多くのアイテムがamazonや楽天等の各ECサイトでも販売されています。中にはすでに公式オンラインストアでは購入できないアイテムや定価よりも安い価格で購入することも可能なものもあるので、一度チェックしてみることをおすすめします。
またメルカリやフリルと言ったフリマアプリ内にも数多くのアイテムが販売されていますが、ダコタは比較的にリーズナブルな価格設定のブランドのため、中古品を選ぶのは絶対におすすめできません。シリーズ内には1万円台の財布も多くあるため店舗、公式オンラインストア、amazon・楽天で購入する際には新品の購入をおすすめいたします。
ダコタの財布に対しての口コミ、評判について
ダコタは百貨店で多く見られるため比較的知名度はあり、レディースアイテムが多い特徴を持つため女性専用ブランドと勘違いしている方もおおいはず。もちろん、前述の通りダコタにはブラックレーベルというメンズラインもあり、男女兼用で楽しめるアイテムが豊富なのがダコタの魅力です。
このように世間が持つダコタへのイメージや口コミ、評判はどのようなものがあるのでしょうか。気になるものをピックアップしてみましたので、見てみましょう。
高校2年生です。
ダコタの財布を知り合いから頂きました。
デザインはとても気に入っています。
ダコタというブランドを高校生がもっているとおかしいですか?
年層に合ってないでしょうか?気にしなくて良いと思います。ダコタは持つ年齢層に自然に合うと思います。ハイブランドをチラつかせるよりよっぽどオシャレだと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14169839424
ダコタといったら素朴な風合いの革が特徴です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11198857631
使っていたのは昔です、親戚も使ってますし、親もダコタのものは気に入っています。
色も自然の風合いなので、学生でも主婦でも幅広く持てるお財布です。
革はやわらかく手に持った感じがいいのです。
レビューがあるのを読んでみると参考になるでしょう。
こういう財布は革の持ちはいいのですがやっぱり3年以上何年も使っていったら中の布とか金具のほうが先に壊れますね。
ダコタはダサい?
さらには、ダコタの財布を持つ方でこのような相談を持つ方もいらっしゃいます。
この間、ブランドやオシャレに詳しいらしい男性に、その財布を見て「これ通販?それとも雑貨屋?」と聞かれました。
私は見た目もそんなにオシャレな方ではないので、合皮とかの安い財布だと思ったみたいです(遠回しにそう言われました)。
一応これは本革で、ダコタっていうブランドなんですって返したら、「何それ?知らないよ〜」と言われました。なんか馬鹿にしているような表情でした。いくらブランドに詳しくたって、本革と合皮も分からない
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10127022545
輩に偉そうなことを言われたくありませんね・・・
そんなチャラいおバカはほっといてよいでしょう。
主様のお財布はダコタというブランドに、亡きお祖母様から
頂いたというプレミアがついているものなので大事に
使ってください。
ダコタとルイヴィトンは、ブランドの価値としては比べ物には
ならないかもしれませんが、ダコタは地味だけど、よい品物を作って
いるブランドだと思います。
名前を言ってもおかしくないですよ。
長文のため抜粋して引用しましたので、本文を読みたい方は引用元より御覧ください。このようにダコタの財布はハイブランドのような高価なものではなく、中には「ダサい」と評価する方もいるでしょうが、ダコタをダサいと評価するのは非常にナンセンスな感性の持ち主です。
ダコタの魅力は耐久性がありリーズナブルな価格で本革を使用した革本来の質感を味わうことのできる点です。10万以上の価格でブランドのモノグラムを施した財布と比較する方がおかしく、更にはダコタもハイブランドも突き詰めれば同じ牛革が基本です。その加工方法や鞣し方法には差はありますが、イルビゾンテのように革の楽しむといって大雑把に作り上げるデザインの高価なブランドもあります。
自分の身体に馴染み使いやすいと感じるバッグや財布のレザーアイテムを使用することが最も上手なレザーアイテムの身につけ方だとわたしは思います。
さいごに
いかがだったでしょうか。女性色の強いブランドイメージがあるダコタですが、男性用の財布も豊富に取り揃えてあります。
ユニークさと可愛らしさを持った財布が多く、休日等に持って出かけたい財布です。ビジネスシーンとは別にセカンドウォレットとしても用意しておくのもアリではないでしょうか。
ダコタが気になったという方は、柔らかい革にユニークなデザイン性が豊富ということで、ダコタに似たようなブランドとしてIL BISONTE(イルビゾンテ)やHERZ(ヘルツ)も合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。