マットーネを使用した経年変化に富んだおすすめ財布5選

マットーネ

本ページでは、ココマイスターの人気皮革である「マットーネ」を使用したおすすめ財布を厳選して5つご紹介します。

またココマイスターのマットーネとはなにか、マットーネの特徴やエイジングについても解説していきますので、合わせて参考にしてください。

有名な素材と比べるとあまり聞く機会がない「マットーネ」は、ココマイスターの固有名詞、オリジナルレザーと言えます。しかし、このマットーネは古い歴史を持つ伝統製法で作られた非常に由緒ある皮革なのです。温かみのある色でエイジングに優れたマットーネとマットーネ財布ついてご紹介していきます。

マットーネを使用したおすすめ財布5選

ココマイスターの人気シリーズであるマットーネの中からおすすめできる財布を5点ピックアップしてご紹介させていただきます。どの財布もバダラッシカルロ社の誇る伝統製法が生み出したイタリアンレザーの味わいを存分に楽しめる財布です。

マットーネ オーバー ザ ウォレット
マットーネ オーバー ザ ウォレット
マットーネ オーバー ザ ウォレット
マットーネ オーバー ザ ウォレット

マットーネ オーバー ザ ウォレット

ココマイスターの中でも定番のアイテムであるマットーネを使用したラウンドファスナー長財布。外側の革を網目状に装飾したイントレチャートが特徴の財布です。日本の職人達が一つずつ手間のかかる工程を踏んで作り上げた財布は美しいことははもちろんこと、耐久性も申し分ありません。
価格40,000円
素材マットーネ
ブランドココマイスター
マットーネ ラージウォレット

マットーネ ラージウォレット

スタンダードなラウンドファスナー長財布。最も革本来の味を楽しめるタイプと言っても過言ではなく、最初は明るく明瞭な色をした革がどんどんと使用していくに連れて艶が増し、味わい深くなっていくのが楽しめる財布。マットーネにはブランデー以外にも人気色であるオリーブやブラック、ビターチョコ等も用意されています。
価格29,500円
素材マットーネ
ブランドココマイスター
マットーネ サンクロセラ
マットーネ サンクロセラ
マットーネ サンクロセラ

マットーネ サンクロセラ

小銭入れがない純札入れタイプの長財布。小銭入れを別に持つスタイルの方におすすめできる財布です。小銭入れがつかない分、非常にリーズナブルな価格で提供されているのがうれしいところです。また札入れ部分もヌメ側が使用されており
ブランドココマイスター
価格24,000円
素材マットーネ
マットーネ マルチパース
マットーネ マルチパース
マットーネ マルチパース

マットーネ マルチパース

マットーネを使用した二つ折り財布。ココマイスターの二つ折り財布は手にフィットするコンパクトな作りとなっており、使い勝手に関しては素晴らしいの一言。カードポケットは6つと少ないため、必要最低限だけのものを入れて気軽にお出かけするのには最適な財布です。またココマイスターの中では非常にリーズナブルな財布ですので、新成人や新社会人へのプレゼントにも最適な一品です。
価格25,000円
素材マットーネ
ブランドココマイスター
マットーネ オリヴェートパース
マットーネ オリヴェートパース
マットーネ オリヴェートパース

マットーネ オリヴェートパース

網目模様(イントレチャート)の二つ折り財布。シンプルながら飽きのこないデザインと皮革の経年変化とが楽しめる財布です。バダラッシカルロ社の皮革は発色が良いことも知られており、定番の黒やブランデーはもちろん、オリーブやネイビーと言った色もチェックしてみてはいかがでしょうか。
価格34,000円
素材マットーネ
ブランドココマイスター
ロンドンブライドル・スプレッドイーグル
ロンドンブライドル・スプレッドイーグル

ロンドンブライドル・スプレッドイーグル

ブランドココマイスター
素材ブライドルレザー、マットーネ
価格45,000円

通常のマットーネシリーズでは外装に使用されているマットーネを内装に用いて、外装には堅牢なブライドルレザーを採用した異種皮革を組み合わせたココマイスターの「ロンドンブライドル」です。ふたつの皮革の質感、エイジングを楽しめるユニークな財布となっており、重厚感を放つ高級財布に仕上がっています。

マットーネとは

イタリア

マットーネとは最もポピュラーな牛、その中でも生後約6ヶ月以内の仔牛の皮を使用した皮革です。マットーネを作るのは世界的にも評価の高いイタリアの「バダラッシカルロ社」というタンナー。

バケッタレザー

バダラッシカルロ社の作る革は日本のブランドでも取り扱いが多く「ミネルバボックス」や「ミネルバリスシオ」は、非常に多くのレザーブランドやファッションブランドで使われている銘革となっています。これら革は「バケッタ製法」と呼ばれる、イタリアに10世紀前よりある伝統製法で生み出されています。

非常に手間と時間のかかるバケッタ製法では、革の内部までじっくりとオイルを染み込ませるため、製品になった後でも乾燥しにくくひび割れ等が起きにくい財布になります。

また、使用していく際にどんどんと内側からオイルが表面へとにじみ出てくるため艶が増す経年変化を楽しめるのもバダラッシカルロ社の皮革の魅力です。

このように革の芯までオイルがたっぷりと含まれているため財布購入後のメンテナンスである加脂などは必要なく、普段遣いのままでも柔軟性のある革が保たれるのもマットーネが愛される所以の一つです。

イタリアの老舗タンナーであるバダラッシカルロ社について更に詳しく知りたい方は以下の記事も合わせて参考にしてください。

温かみのある色

マットーネの色

ココマイスターのマットーネには豊富なカラーバリエーションが用意されていますが、どれも温かみのある柔らかい色をしているのがわかるかと思います。

通常マットーネのようなタンニン鞣しの革はクロム鞣しの革に比べ発色が劣る傾向にありますが、バダラッシカルロ社の皮革は「革らしさ」を残しつつ、黒色でさえも柔らかさを持つ色が特徴的です。

そして、購入当初の色と半年後の色は全く別の色と言っても過言ではなく、マットーネは色濃く深みのある艶を伴ってエイジングしていく、色の移り変わりも楽しめるのではないでしょうか。

現在、マットーネシリーズで展開しているカラーバリエーションは下記の通りとなっています。

  • オールドブラック
  • ブランデー
  • ビターチョコ
  • オリーブ
  • ブルーハワイ
  • イタリアンレッド(WEB限定カラー)
  • ロゼワイン(WEB限定カラー)

カジュアルに革を楽しみたい色

マットーネの「オリーブ」

定番色以外で更にいろいろな色の革を楽しみたいという方には緑色に近い「オリーブ」がおすすめです。渋さとカジュアルさを持ったオリーブがどのようなエイジングを見せるのかが楽しみですね。

マットーネの「ブルーハワイ」

更にカジュアルよりのおすすめのカラーが「ブルーハワイ」です。革の質感をそのままに染色を施した美しい青色です。海や空のようなまさにブルーハワイという名前に相応しい色ですが、エイジングではどのような色の変化をするのか気になります。

マットーネの「イタリアンレッド」

WEB限定カラーとして限られたアイテムでしか販売されていない「イタリアンレッド」は情熱の赤色をしています。革の風合いを残しつつもビビッドな赤色に染め上げており、レディースにも最適な財布となっています。

マットーネの経年変化

マットーネはブライドルレザーやコードバンと言った堅牢な皮革と比べて非常に経年変化が早く顕著な皮革です。1年も使用すると購入当初とはまったく別の色、別の輝きがそこにはあると思います。

マットーネの経年変化


URL:マットーネの基礎知識

上記は、ココマイスター公式ホームページに掲載されているマットーネのエイジング画像です。
革表面が飴色に変化し艶が増していることがわかります。これはサンプルとしてココマイスターの方が綺麗にエイジングさせたものであり、革の経年変化は使用者によって三者三様、十人十色に異なります。不意に傷が付いてしまったり、エイジングにムラがあったりする箇所が出てきますが、それこそが革財布を使う醍醐味であることを忘れてはいけません。

マットーネの経年変化

こちらは著者のマットーネ二つ折り財布の経年変化の様子です。写真のとり方、光の当て方により多少異なりますが、ココマイスター公式の写真よりも濃く渋い色へとエイジングしているように思えます。
左側の購入当初は綺麗な明るいオレンジ色をしていますが、右側1年経過後は非常に渋い茶色へと変化しています。

ココマイスターの「マットーネ マルチパース」(二つ折り財布)のレビューは下記の記事でまとめてありますので、合わせて参考にしてください。