本ページでは、主に当サイトで紹介しているブランドを中心とした日本製のおすすめブランドをご紹介します。
どのブランドもメイドインジャパンに恥じない品質の高い財布を作っているので一概に「このブランドが良い」とは言うことができません。ブランドによって財布のデザイン、素材が異なりますので、財布を選ぶ際に…
まずは日本にどのようなブランドがあるのか
を知ってもらう機会になって頂ければなと思います。各ブランドの紹介には別ページで詳しくブランドとブランドの財布について解説していますので、気になったブランドがあった場合、合わせてご参考にしてください。
目次
COCOMEISTER(ココマイスター)
2009年にスタートした比較的新しい日本製レザーブランドのココマイスター。本革財布界隈では、現在絶大なる人気を誇るココマイスターは、日本の職人がひとつひとつ丁寧に作り上げる財布の品質はもちろんのこと、アメリカ、ヨーロッパ、日本の厳選された皮革を用いた豊富なシリーズも見どころのひとつとなっています。
使用している皮革によって長財布では3万円のものから10万円を超えるものまで幅広いニーズに応えることのできるラインナップを擁しています。人気シリーズとしては「コードバン」や「ブライドルレザー」の定番皮革から、「マットーネ」、「ナポレオンカーフ」というココマイスター独自のシリーズまで多様なシリーズが展開されています。
GANZO(ガンゾ)
日本の最高級レザーブランドとして評価されているガンゾ。いくつかの厳選された皮革を使用した豊富なラインナップが用意されており、細部までこだわって作られる財布は非常に質が高いとされています。
ガンゾはシンプルなデザインが多いのですが、どの財布にも内装に大きなガンゾのロゴの刻印が施されているのが特徴的。さらにコバは顔料を塗らずに磨いて仕上げられているのにも日本の職人のこだわりを感じられるポイントとなっています。
土屋鞄製造所
土屋鞄製造所はランドセル工房がスタートした日本の老舗ブランドです。鞄以外にも財布やステーショナリーなど革小物のラインナップも充実しており、シンプルかつ繊細な財布はメンズ・レディースともに人気となっています。
「ブライドルレザー」や「ボックスカーフ」など様々な皮革を使用したシリーズを展開しており、より素材のよさを発揮できる財布が多く、土屋鞄製造所のロゴが銀箔で施されているのもアクセントとして非常にお洒落な印象です。
HERZ(ヘルツ)
薄化粧の革と太めのステッチが特徴のハンドメイド感の強いデザインが特徴のヘルツ。「革を楽しむ」ことをコンセプトとした製品づくりのため、素材の味をそのままにした天然の革を使用しています。使用している皮革は固いタイプと柔らかいタイプとが選択することができますが、すべてがヘルツのオリジナルレザーで作られています。
職人が発想したアイテムを販売しているため定番の形の財布から非常にユニークなデザインの財布まで型にとらわれないラインナップとなっています。
CYPRIS(キプリス)
コストパフォーマンスが非常に高い日本製ブランドのキプリス。百貨店でよく見かけることが多いため知名度の高いキプリスは「コードバン」や「ブライドルレザー」と言った定番皮革はもちろん、日本の革として注目を集めている「黒桟革」や独特な質感が面白い「カシューナッツレザー」等、更にはキプリスオリジナルレザーの「シラサギレザー」といった非常に多種多様な素材を使用した財布を扱っています。
安定した縫製技術や細部までのこだわり等はメイドインジャパンとして誇れる品質ですが、特筆すべきは他レザーブランドよりも圧倒的にリーズナブルな価格設定です。初めて革財布を持つ方や名入れサービスも行っているためプレゼントにも最適なブランドです。
ワイルドスワンズ
堅牢で力強い財布を作る日本製ブランドのワイルドスワンズ。定番のベルギー産サドルプルアップを始めとして「コードバン」や「シュランケンカーフ」、「フルグレインブライドルレザー」等の各国の銘革とされる素材で作られる上質な財布は日本の男性に高い評価を得ています。
財布のデザインでは丸みを帯びた曲線が描かれるシルエットはワイルドスワンズならではの特徴です。様々な皮革で作られる長財布の「ウェーブ」や二つ折り財布の「グラウンダー」等は非常に人気が高いため公式オンラインストアでも品切れ状態が続く人気のブランドです。
FARO(ファーロ)
人気ブランドと比較すると知名度は低いもののビジネスマンに強くおすすめできるブランドの日本製ブランドのファーロ。ファーロの代名詞とも言える「スペリオフィンカーフ」はひとつのパーツが1mm以下で構成されており、非常に薄いデザインの財布です。スーツやコートの内ポケットに入れてもシルエットを崩さないフォーマルなシーンでも活躍できるブランド。
シックな黒を定番アイテムとしており、繊細かつ上品な財布を作るファーロは大人の男性には是非一度チェックしてもらいたいブランドのひとつです。
yuhaku(ユハク)
シンプルながらも一味異なった大人のお洒落を楽しむことのできるユハクは、デザイナーである経歴を持つ造り手がこだわり抜いた染色方法で財布に彩りを与えています。財布に現れる色の濃淡は全く同じものは2つとなくオリジナリティ溢れる財布がラインナップされています。
赤色では炎が燃えるような、青色では深海のようにグラデーションが美しく、まるで芸術作品のような財布を見つけることができます。
万双
人気ブランドと比べると知名度は高くないものの高い品質とコストパフォーマンスに多くのファンを持つ万双。ラインナップされている財布には奇抜なデザインやユニークな構造ではなく一見すると「特徴のない財布」なのですが、日本の職人たちが細部まで徹底してこだわり抜いたモノづくりの精神を感じられるブランドです。
財布の肝とも呼べる「ステッチ」や「コバ」などはひとつひとつを手間を惜しまず丁寧に仕上げており、日本の中でも高い品質水準となっています。また財布にブランドロゴがないのも万双の特徴のひとつとなっています。
m+(エムピウ)
ユニークな機能的な財布の「ミッレフォッリエ」が高い知名度を誇る日本のレザーブランドのエムピウ。エムピウの代表的な財布のミッレフォッリエは小銭入れ、カードポケット、札入れを含めた機能的な部分を一枚の革でぐるっと巻きとめた箱型財布です。可愛らしくお洒落な外観と厳選された各国の素材を使用した財布は豊富なカラーバリエーションが用意されており、男女ともに高い人気を誇ります。
その他にも機能的なコンパクトな財布が多く、鞄やステーショナリーのラインナップも充実しています。「m+(エムピウ)」の名前の由来は「maker + 誰か」のというように作り手と使用する人によってレザーアイテムは完成するという意味が込められています。
AYAME ANTICO(アヤメアンティーコ)
イタリアの皮革と日本の職人のコラボレーションをコンセプトとしたアヤメアンティーコ。女性をターゲットとしたアイテムが多いアヤメアンティーコですが、使用している皮革はイタリアの老舗タンナーであるバダラッシカルロ社の銘革であるミネルバボックス、ミネルバリスシオのため男性にも使用していただきたい革財布が多く並んでいます。
定番の黒色の「ネロ」やブラウンの「マッローネ」、美しい青の「アッズーロ」などバリエーションは多いとは言えませんが、作り手のこだわりが感じられるブランドです。
Flathority(フラソリティ)
1952年に創業した猪瀬という鞄メーカーが抱える卓越した職人たちと立ち上げたオリジナルブランドのフラソリティ。老舗メーカーが持っている職人の技術とノウハウを注ぎ込まれたフラソリティはメイドインジャパンブランドとして非常に高い品質を誇っています。
フラソリティの財布はコードバンを使用したシンプルなシリーズ、財布には珍しいバダラッシカルロ社の「プエブロ」を使用したエイジングに富んだユニークな財布が用意されています。またフラソリティは兵庫県にある知る人ぞ知るバッグブランド「ル・ボナー」や「ワイルドスワンズ」とコラボレーションしたアイテムがあるのも大きな特徴です。
SLOW(スロウ)
2008年にスタートした比較的新しいレザーブランドのスロウ。スロウのアイテムは革を醍醐味であるエイジングに重きを置いたアイテム作りがなされています。ブランドコンセプトにもあるようにどこかアメリカンカジュアルのテイストな財布やバッグが多く、固くならずに自然にゆったりと持つことのできるデザインが多く見られます。
革の定番であるブラックやブラウンのアイテムが多く、中には帆布を使用したアイテムも取り扱っており、レディース・メンズどちらからも人気のあるブランドです。